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ヒマラヤの小王国ネパールに嫁いだ日本人女性がいた。彼女の名は真理子・チェテリ。真理子はネパールからの留学生スレンドラと恋におち、彼の国に移り住んでネパール人として生きていた。パタン市の郊外にある彼女の家には、いつも近所の子供たちが集ってきた。病身の母親にかわってバザールで働くミグマとマヤの兄弟、年長でしっかりもののラジュ、おしゃまで姉さん格のアルナ、ひょうきんなバサンタ、さびしがりやのシャンタ、父親の雑貨店を手伝っている親孝行なルパツク、一番年下で甘えんぽのデヨヌ。真理子と子供たちは毎日のように大きな菩提樹のたつ小高い丘に出かけ、歌い遊んだ。いつしか、真理子はもっと大ぜいの子供たちの偽に幼稚園を作ろうと思い、スレンドラも養女のサリカも大賛成だった。ちょうどその頃、ネパールを訪れたスレンドラ夫妻の友人宮園厳が、この話に協力してくれることになった。帰国し...
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