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朝露にしっとり濡れた白い小径をリヤカーに花を一杯積んだ乙女がやって来た。みや子である。彼女は父の源三、母のます、そして死んだ兄の嫁である咲枝らのあたたかい眼に見守られながら、すこやかに成長した。それこそ花のように美しい娘だ。そのみや子の仕事は、毎朝花畑から切ったばかりの色とりどりの花をお得意先まで配達すること。そして、そのひと回りするコースで会うさまざまな人たちがまた彼女の大の楽しみでもあるのだ。いつもすれちがうヤクルト配達員の健ちゃんは、一輪の花をもらう代償に商売物のヤクルトをくれる。慈光院の見習い僧・法海は父である院主の方丈と梵妻の芳江の仲の良さに刺激されてか、みや子へ盛んにモーションをかけるが、ちっともロマンチックじゃない。みや子が一番胸をときめかすのは町の信用金庫。そこには毎日花を買ってくれる用務員の宮沢老人と、一人息子で鉄道員の清吉がいるからだった。 朝露浸湿了白色的小径,一个姑娘推着板车,车上装满了鲜花,缓缓走来。她叫美也子。在父亲源三、母亲阿增,以及亡兄的妻子咲枝温柔的目光守护下,她健康地长大了。是个如花般美丽的姑娘。美也子的工作,就是每天早上把刚从花田里摘来的五颜六色的鲜花,送到各家老主顾那里。而在这条送货线路上遇到的各种各样的人,也成了她最大的乐趣。总是和她擦肩而过的养乐多送货员健仔,每次会用一瓶养乐多换她一朵花。慈光院的见习和尚法海,也许是受到父亲——寺院住持与妻子芳江恩爱有加的刺激吧,总对美也子大献殷勤,可惜一点也不浪漫。而真正让美也子心头小鹿乱撞的地方,是镇上的信用金库。因为那里,有每天都会买她花的勤杂工宫泽老人,以及他那个在铁路上班的独生子清吉……
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