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安堂左馬之助(市川雷蔵)と武智十郎太(勝新太郎)は剣に優れる旗本同士で同僚、かつ親友の間柄だった。 ふたりの上役、水城頼母(黒川弥太郎)が抜擢登用された左馬之助と十郎太を招き開いた祝宴の場で、売出し中の踊り子2人、踊り子誰弥(山本富士子)と踊り子団七(長谷川裕見子)は共に、左馬之助に思いを寄せた。しかし、同席した旗本同僚の香東玄六(河野秋武)は登用の選に漏れた恨みから同じく列席していた大口屋暁雨(市川小太夫)に喧嘩を売り、これに腹を立てた十郎太は翌日、香東を斬り捨てた。 これら一連の騒動の結果、十郎太の親友左馬之助は十郎太の老母を慮り、また自分の妹千代(江島みどり)を十郎太に託すと十郎太の身代わりとなって暁雨の元に隠れ[2]、また斬殺した香東の義兄、かつ旗本一刀組の首領である渋川陣十郎(富田仲次郎)が義弟香東の仇である十郎太を執拗に探していることを知...
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